今日は糖新生について。
糖新生という言葉、
あなたは聞いたこと
はありますか？
糖新生は文字通り、
糖を新しく作ること。
つまり、エネルギー源
として糖を使えない時に、
体内で糖を作るシステム
となっております。
エネルギー代謝の中心
は糖質です。
その糖質を利用すること
ができない場合、体は
エネルギー代謝を回すために
タンパク質や脂質を
分解してエネルギーにします。
これが体にとっては、
とても無駄遣いなのです。
考えてみてほしいのですが、
何度も言うようにエネルギー代謝
の中心は糖です。
その糖がエネルギー代謝
として使えないとなると、
体はどうしても糖を利用
して代謝を回したいので、
糖を作ろうとします。
その結果として、
タンパク質・脂質を
分解して糖にする
のですが・・・
（これを糖新生）
普通に考えて、
体に負担がかかって
いませんか？
もう一度言いますが、
本当に無駄遣いでしか
ないのです。
糖を作るために、
５のエネルギーが必要
だとします。
糖をダイレクトに
エネルギー代謝で使えたら、
そのまま５のエネルギー
を作ることができます。
しかし糖が使えずに、
タンパク質・脂質を
糖に変換するとします。
この変換の時にも
エネルギーを使います。
これに３のエネルギーを
使うとしましょう。
糖をダイレクトに
エネルギー代謝で使えたら
５のエネルギーができます。
しかし糖新生をして、
３のエネルギーを使って、
５のエネルギーを作りました。
さてどうなるかというと、
糖 ：５のエネルギー
ができますが、
糖新生：２のエネルギー
（５－３＝２）
しかできません。
糖新生は、エネルギーの
無駄遣いで都合が悪いです。
これらのことからも、
やはりエネルギーは
糖で作りたいものです。
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